はなとね をオープンする前から、公私に渡ってお世話になっている木工の賀來さんが長らく携わっておられた枚方の家具町Lab.というギャラリーが閉館することになり、最終日にバタバタとお邪魔してきました。


こちらには幾度となくパンを配達させていただいたり、いろんな方とお友達になれた思い入れのある場所なので、最後の日にはどうしても立ち会っていたかったのでした。

最後までたくさんの人をおもてなしされている賀來さん。

langDesignの浪本さんによるコーラペンのワークショップも大盛況でした。
ひっきりなしにたくさんの方が訪れておられたので、長居は禁物とそそくさと後にしました。
せっかく枚方まで行ったんだからと、少し足を伸ばして…と5年前と同じ誘い文句で家族を誘い…



SEWING TABLE COFFEEまで。



5年前にはまだ はなとね もスタートしていなかったなとか、前に行った時は次男は生まれてなくて、長男と行ったんだなとか、変わらない場所に行って、自分の変化に気づかされるのが新鮮でした。
こんな風に はなとね もお客さんの「しおり」のような場所になれたらいいなぁ。


生クリームを浮かべたアイスコーヒー、レレ珈琲と、

はちみつトースト。
カリッとトーストした食パンにはちみつとゆるくホイップされた生クリームという、シンプルなメニューなのですが、食べた瞬間、シンプルがゆえの「これでいいのだ!」という力強さを感じて夫婦でびっくり。
自分がお客さんになって、静かな店内の雰囲気や、楽しくお友達とお喋りに盛り上がる女性お二人の時間の過ごし方、そこにパンやコーヒーがあることをじっくりと確かめていると、改めてお店をしていること、お店に人が来てくださることの良さを再確認できました。
帰りの車中では「シンプルなものの潔さ」について話していて、帰宅後さっそく はなとね のベーグルではちみつベーグルを試作してみました。

シンプルに、はちみつベーグル。
おしゃべりのお供にはこれくらいでちょうどいいのかもしれません。
はなとね にもまだまだできることはいっぱいあるなぁと思った一日でした。