2012年01月27日

Golden Master Key

犬は吠えるがキャラバンは進み、身体は弱るが連勤は続く。

ともあれ、山場を越えることができました(ひゃっほーい)。
ばちっと しごと もキメて、自分なりにギリギリのところで掴んだものも
あるので、それはまたいずれ。

◆先日、賀來お兄さんから遊ぼうよと声をかけていただいたので、
賀來さんがキュレーションされている家具町LAB. へ遊びに行ってきました。


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わー、やっと来られたわー。賀來さん誘っていただいてありがとうございます。
先日のハルさんもですけれど、村上なんて毎日でろんでろんになるまで働いてるだけの
勤め人やのに、こうやって面白いことをしている人達に声をかけていただけるのは
ホントにありがたいです。
年上の男性に可愛がってもらえるのはごっついうれしいス。これからもよろしくお願いします。


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てな具合でワクワクしながら覗いた入り口からは賀來さんが作られた新作の椅子が。
スタックの仕方がキレイで面白いですけど、発想の飛躍具合に絶句。こんなことよく考えられますね。


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勝手に写真撮りますねー。もう、村上にそういうしつけが出来てないのは
諦められているみたい。わーい。


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落ち着きがあってキレイな空間だと思ったら、手がけたのはNinthのダイクさんとのこと。すげー。


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ギャラリーのロゴデザインとショップカードはゴトウシュウさん。どうりでシンプルでキャッチーだと思った!

たぶん、次にお会いしても前回同様不審者全開の挙動を見せると思いますが、そっと仲良くしてください。


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おー、blueover。かわいー。


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ムラバヤシケンジさんの作品も。なんじゃこの顔(笑)。


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現在、ギャラリーの真ん中に設営中の酒井コウジさんの移動茶室(←なにそれ!)の
中には和田さんの木の指輪が。いい佇まい。


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でた!秋田道夫先生の「tsutsu」!
目に入った瞬間、背筋がのびました。しゃん。


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ぬぉ!秋田先生の書かれたスーパーカー!くーっ、しぶーっ。


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「賀來さん…ここオモロすぎるし、居心地よすぎなんですけど…」
「せやろ…俺もついつい家帰るのやめてここで寝てまうねん…」

普段は使っていないセンサーがビリビリと刺激される空間で、まったりビッチリ4時間トーク。
久しぶりに外の空気が吸えて頭の中に鮮やかな風が吹き込んできました。

みなさんもぜひ遊びに行ってみてください。超おすすめ。


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ところで、ここ数日の兵庫県の山奥の寒さは違法。
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2012年01月16日

Shake It Out

◆しごと について書くまえに、書くこと について。

少し前までは何かを書く場合、あらかじめその8割くらいは頭の中に構成が
できあがっていたのだけれど、最近はもう全っ然わかんないまま書き始める
ことが多くなってきました。

書くこと を構成する「伝えたい」という要素と「考えを整理する」という要素
の重心が変わってきたのかもしれないなぁ、とか。

また、「書くまでは思いもよらなかったことを書くことで考える」のを目的として
書くようになってきたのかも、とか。


思いもよらなかったことを考える、というのは最近 しごと をする上での
自分の中の大きなテーマでもあって。

なんつうか、いままでは自分の手の中にあるカードだけで しごと をしてきたのが
最近は「まだ持っていないカード」を計算に入れて しごと をしようとしています。

買い物に喩えるなら、まだ貰っていないお給料をあてにしてクレジットカードを切る
というのではなく、まだ出会ってないテーブルの場所を空けて椅子を買う、みたいな。

「ガラガラみたいに見えますけど、ここに後からメッチャかっこええテーブルきますんで」
なんか、そんな感覚。「それ"込み"での”これ”なんです」っつう。

よくわからないんですけど、そんな感じ。

◆しごと について書くまえに、桂枝雀さん(以下、枝雀師匠) について

最近、枝雀師匠がキテる。落語自体も相当キテるけど、考え方、生き方がキテる。


(…しばらくの間、続く言葉を探すも見つからない)

とにかく、キテるんす。詳しくはググるなり、ウィキるなり、おまかせですが
徹底的に理論に裏打ちされたパーフェクトな しごと を成すことに取り憑かれた
人間の生き方を知ると圧倒されてしまいます。
枝雀師匠が考え抜き、語ったのは笑いについてなのですが、それは世の中の しごと
全般にも当てはまるような気がして。

師匠はおっしゃいます。

枝雀の顔を見ただけであー、おもろかったと満足していただけるような芸人になりたい。

出ただけで満足してもらえる芸人。
理屈なしで満足してもらえるパン屋。
撮っただけで満足してもらえるカメラマン。

凄い、の果てにある自然を目指してはったんやろうなぁ。
枝雀師匠の信条は「まぁるく、まぁるく」だったそうですが、それは周りとの人間関係
だけではなく、自分の心の筋肉も常に柔らかくありたいという気持の現れなのかしらん。
無情にもその最期は意図せぬものだったのかもしれないけれど、枝雀師匠には
持ってないカードをまた1枚教えてもらい、自分が歩いていく方向を指し示してもらった
ような気がしました。

◆しごと について。

幸か不幸かいくつかの職場を経験して、強がりでもカッコつけでもなんでもなく
しごと はおもろかったらもうそれでエエ、と心から思ってます。

恥ずかしい話ですが、こどもが産まれて間もなくイッチョマエにも親としての責任感に
かられ、給料が多いという理由だけで転職をしたものの、日々押し寄せる不毛さとつまらなさを
我慢しすぎて身体を壊して辞める、というのを2回繰り返した時、妻から
「家のことや給料のことは気にしなくていいから続けられる しごと をやって欲しい」と言われ、
就職をしたのがいまの職場で。

平均して働くのが朝6時30分から22時まで、休日が最高で月5回、最低でゼロ、というのは
法に照らせばアウトなのかもしれないけれど、まーおもろいからええかなーと。

「苦しい」と「おもろない」はイコールではないし、「ラク」と「おもろい」もイコール
じゃない。苦しくてもおもろいことはあるし、ラクやけどおもろないこともある。
一日中テレビのザッピングをしていていまの しごと と同じお金をあげます、と言われても
僕はやっぱり朝6時に起きて職場に向かいます。


巧みに隠しているのでたぶんお気づきの方はいらっしゃらないと思いますが
僕はけっこう「しつこい」。
この人だ、とか、この考えだ、とか思うとそれを採用し、愚直に生活に反映させてみる。
こんなに健康な身体に産んでもらった親には申し訳ないけれど、自分なりの考え、
生き方をこの身体を実験台にして試してみないことには気が済まない。

いまの職場で働き出して、おもろいながらもキツい局面で唱えるキーワード、
オーバーアチーブ。例によって内田樹さんのテキスト(転載自由!)にリンクすると…

サラリーマンの研究

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を読む

労働について

自立と予祝について

別段、自己憐憫に陥るでもなく、自分の中でしっかりとした動機を持って働けている
のは、これらのテキストに賛同し、実践しようと思えているからなのです。

なかでも、

どうして人間は労働するのか「よくわからない」というのが労働について意見を
徴されたときのもっとも適切な回答である。
「よくわからない」からとりあえずやってみる。
実際にやってみないと、労働が何であるかはわからない(やってもよくわからない)。
(中略)
私は自分がどうして今こんなところでこんな仕事をしているのか、その理由を知らない。
きっかけは私が(ちょっとばかり)望んだことだけれど、後のほとんどは私のコントロール
しえない力に押し流されてのことである。
もし、仕事をすることが「自分は自分の生の主宰者ではない」という事実を端的に
思い知らされる経験であるとしたら、それはほとんど信仰に似ている。
<労働について>

自分に与えられた場所で(僕の場合なら教育の現場で)、自分の割り当て分よりも
少しだけ大目に働く。就業規則には書かれていないけれど、誰かがそれをやっておくと、
システムの瑕疵がカバーされ、「いいこと」が少しだけ積み増しされそうなことがあれば
黙ってやる。そのオーバーアチーブ分は給与には反映しない。「持ち出し」です。
それが仕事を通じての「贈り物」です。
すべての人がそれぞれの現場で、ちょっとずつオーバーアチーブする。それによって、
社会システム全体の質が少しだけ向上して、僕たちは生活の全局面で
(電車が時刻表通りに来るというようなかたちで)そのささやかな成果を享受することができる。
そういう意味では、僕たちはすでに贈与と返礼のサイクルのうちに巻き込まれているのです。
それが順調に機能している限り、僕たちは人間的な生活を送ることができている。
<自立と予祝について>


という箇所がすごく善い。

出ただけで満足してもらえる芸人。
理屈なしで満足してもらえるパン屋。
撮っただけで満足してもらえるカメラマン。
平然とした仕事で満足してもらえる勤め人。

自然体への道のりは厳しいけれど、おもろいなーと思ってます。

あと、30代も半ばが近づき、20代の頃とは違ったカテゴリで
働けているというのも大きいかもしれません。

20代の頃は周りの同年代や少し年上の人達を見回して自分の立ち位置を
類推していたけれど、この年齢になると「30歳代?若い若い。40歳代でも
まだまだこれからやんか」といったカテゴリに入れてもらえるようになって、
そうなるとあまりにも広い世界で周りと比較することにあんまり意味が
ないようにも思えて。

まだ手にしていないカードを手に入れるためにもしっかりと前を向いて
いまできる経験はいまのうちに積んでおくことが一番の財産だと思っています。

といったことを伝えたい気持が2%、残りの98%は
「時々、パンツを売るとかタイヤを売るとか韓流スターのライブを
ブッキングしたいとか言うことがありますが、それらは全部適当な
思いつきです。
いまの しごと はパンやドーナツ作ったり、商品撮影したり
ポスター作ったりすることなので、それ以外のワケわかんないこと
言ってるときは優しい眼差しであたたかく見守ってください」と
伝えておきたい。

先日お会いした方から「村上君はタイヤ売ってるの?ドーナツじゃなかった!?」
と真顔で言われ、伝わらなかった冗談を説明している自分がなんだか
無性に恥ずかしかったので。

◆「根拠のない自信」や「お気に入り」、「しあわせ」についてなど
書いているうちに書きたいことが溢れてきたのでまた次に書きます。

なにはともあれ明日から極寒のワクワク13連勤のスタート。
この1年間の集大成と言える しごと をバチッとキメてきますんで、
それが終わった頃にまたお会いしましょう。


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生きてるだけで満足してもらえるこども、ってのはおるなー。
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2012年01月09日

Cha-Ka-Too (Sunset Mix)

◆こんにち。うわー。

と、冒頭から挨拶もマトモに出来ないダメな大人っぷりを全開にしておりましてー。
年賀状もいつだっけ?2日前?3日前?それくらいにヘロヘロになって出したっつう。

ダメねー。でもそこがいいんだけど(ハァト)…とか言われたーい。わー。

とにかく今日は僕が書き残しておきたい、今までのこと、これからのこと、ここらで
いっちょ総括しますよ。年始に。えぇ、言っちまいますとも。2012年の年初めにガツーンと。

結論。僕はいま、むしょうに喜八洲総本舗のみたらし団子が食べたいです。以上。
これに渋めの緑茶とかー。もー。うわー。

◆と、まぁ、本日はそんなこと書くなよって感じのことばっかり書くDAYなのDAY!
必然的に読んでいただく方にもそれなりの覚悟を求めるDAY!

◆常に時代をリードする男として世間にアンテナを張り巡らせている僕は
新しい情報を得るためには失敗を恐れず、チャレンジ精神を総動員して挑むことにしています。
先日もこの先おそらく世界的にヒットするであろう映画「トイストーリー3」をDVDで観ましたよ。

会社の人に「トイストーリー3観てないの!?信じられへんなー」って言われて。
「俺、映画館でボロッボロ泣いたで」って言われて。じゃぁ間違いないかなーって。

で。観たんですけどね。なんか、ちょっと合わんかった。じっとり疲れた。
たぶん、心がピュアじゃないんだと思います。我ながら感動できなかったことに失望。
こういうのを素直に楽しめると人と会って天気の話題から入ったその先が広がるのにね。

「ほんと寒いっすねー。あ、僕こないだトイストーリー3観ましたよ!
チョーおもしろかったです!あのシーンのアンディの選択、よかったですよねー!」的な。

そういう人にわたしはなりた…別にいいかー。いまさらー。

◆その代わり、ではないですが保険として「トイストーリー3」と一緒に借りておいた
「ブラック・スワン」はすっごい楽しめました。

「ほんと寒いっすねー。あ、僕こないだブラック・スワン観ましたよ!
あのバレリーナに襲いかかるシーンで鏡が暗喩として効果的に使われるところとか、
踊るのが『白鳥の湖』だけに鳥肌の描写にアイデアがあってシビれましたよねー!
あの観ててヒリヒリする感覚、たまんないっすねーっ」…なんてネクラな楽しみ方、
朝から言えませんけれど。

◆唐突ですが、最近「トルコアイス」が食べてみたいです。
アイスがのびるらしい。別名「ドンドゥルマ」と言うらしい。

以下、Wikipediaより。

トルコの伝統的なドンドゥルマは、砂糖、羊乳、サーレップなどが特徴的な原料となる。
サーレップは、トルコ山岳部に自生するラン科ハクサンチドリ属の植物Orchis mascula
(オルキス・マスクラ)などの塊根を乾燥して粉砕した粉を湯に溶かし、成分を抽出した
液で、砂糖などを加えて飲用にされる。このサーレップに乳と砂糖を加え、いったん沸騰
させた後、弱火で1時間ほど絶えずかき混ぜながらヨーグルト状の固さまで煮つめ、冷して
固まった後に長時間練り上げ、繰り返し空気を含ませながら伸ばすことで餅のような粘りを
生じさせる。

店頭での受け渡し方にも特色がある。店員が客にドンドゥルマを渡す際、わざとひっくり
返したり、受け取らせなかったりなどといったフェイントをかけるパフォーマンスをすることが多い。


ですって。作り方、ほぼ黒魔術。あと、渡し方が理解不能。
完全にわくわくする。食べてみてー。

ちなみに…

トルコ風アイスはトルコの氷菓であるドンドゥルマをモデルにしているが、本来の特徴的な
原材料である「サーレップ」は高価な原料であるので、日本においては大和芋、サツマイモ
など他の植物から採取される澱粉を用いて作る場合が多い。また風味、味とも日本風にアレ
ンジしてあり本場のドンドゥルマとは似て非なるものである。


ですって。ドンドゥルマ、謎の本物感。ますます食べてみてー。

◆それに関連して。今年はかき氷が個人的なブームになる予感(←知らねぇよ)。
あの、甘ったるいシロップじゃなくて、ジャム寄りっつーか果実がそのまま
入ってるような、デザートっぽいかき氷を積極的に食べてみようかなーと。

世間的には蒼井優さんが「今日もかき氷」って本を出しておられたりして
すっかり流行っているのかもしれませんが、個人的には今年を
かき氷元年といった心持ちで挑んでいくのDAY!

知り合いの人に教えてもらった秋田では有名なかき氷「生グレープフルーツ・ソフト
(略して生グソ!)
」にも興味津々。

◆てな感じで書いてきましたが、うって変わって次は仕事の話を書こうと思っています。
街を歩いていると「あ、村上だ。前から訊きたかったのだけれど
あなたはブラック企業に勤めているの?」という質問をよく投げかけられるので。

実際、黒かろーが白かろーがスワンはスワンさねー、といったことを
一度きちんと書き残しておきたいなぁと。

◆写真でーす。


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あー、みたらし食べたい。
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2012年01月04日

Can I Have A Word

◆改めまして、明けまして。

先日、初詣に行った際に「僕はショートカットの女性が好きだ。なかでもバッサリと切ったばかりの
『ショートカットホヤホヤ』の女性が好きだ」というフェチを熱弁したら僕の思い入れと反比例する
ように車内が凍り付いたので、無理強いするように今年はショートカットの女性の魅力についてのみ
語る「ai+ai」にしようと思います。

◆と言った舌の根も乾かないうちから別の話。

昨年、年の瀬が押し迫る頃に考えていたこと。脈略も結論もなく、まとめることもできない
ので箇条書きになるかと思いますが、気分を共有していただけたら。

○イチロー選手の10年連続200本安打が途切れ、スティーブ・ジョブズ氏が逝った。
けれどイチロー選手の素晴らしさは途切れようもなく、ご本人も「なぜか晴れやか。
続けることに追われることがなくなり、ホッとしています」とのコメント。
決して理解できないその胸の裡を想像するに、記録が途切れたことよりもその
苦しみから解放されたことに「おつかれさまでした」という気持でいっぱい。

ジョブズ氏が逝ったことは自分でも意外なほど寂しかったけれど、iPhoneと共に
暮らした2011年は本当にしあわせだった。持っているもので周囲に対してステータスを
誇示するといった優越感や見栄ではなく、自分自身にとって美しく、使いやすく、
押し付けがましくないものを毎日身につけられることで、こんなにも満たされた気持に
なるということがありがたかったです。周りを見渡せばみんなiPhoneを持っているけれど、
不思議と”同じものをもつ恥ずかしさ”も"おそろいの仲間意識"もない。
それぞれが当たり前によいものを使っているという、なんだかすごい世界になっちゃった
なぁというのが実感です。

これからのAppleがどんな新製品を出すのかはもちろん興味があるし、新しいシーズンの
イチロー選手の活躍も楽しみではあるけれど、これまでに送り出された過去の遺産を
大切に使うことで、2012年もじゅうぶん元気に暮らしていけるような気がしています。感謝。

○また1月17日がやってくる。阪神淡路大震災を経験し、街が息を吹き返していく様子を体験した
一人として、厳しい道のりではあっても東北もまた立ち直ると確信しているけれど、
とかく原発に関して考えだすと悶々としてしまいます。

そんな中、村上春樹氏のカタルーニャ国際賞授賞式でのスピーチで印象深かった一文。


(原発事故について)我々は被害者であると同時に、加害者でもあるのです。
そのことを厳しく見つめなおさなくてはなりません。
そうしないことには、またどこかで同じ失敗が繰り返されるでしょう。



このスピーチを聞いて以降、屋根が吹き飛んだ原子炉を見ると「情報を開示せよ!」
という声に「ならば自分で確かめろ」とばかりに目に見えない「日本人らしさ」が
この国を覆うように漏れ出しているような錯覚を覚えるようになりました。

○内田樹さんが「予言」について、


予測には「予言の遂行性」というものがあり、「これから世の中はこうなります」と誰かが
自信たっぷりに断言すると、それを聴いた人たちが「へえ、そうなんだ・・・」と信じ込んでしまって、
なんとなく「そういうふう」になる下地が出来ちゃったりするのである。
だから、世の中が「こういうふうになるといいな」と思っている場合には、「こうなります」と
フライング気味に断言することは黙って予測だけしているよりも予測の実現の蓋然性が高まるのである。


と書いておられるままに、僕も予言の遂行性に期待して言葉を放ってみます。

きっと、僕らは日々少しずつ風や大地に染み込んでいる「日本人らしさ」を浴び、食物から摂取して
いくのでしょう。そして5年後か10年後、この国の子供に目を背けたくなるような事柄が起こってしまっても、
その責任を国や企業といった顔の見えない、旧態依然とした「日本人らしさ」にぶつけることなく、それぞれの
胸に静かに受け止められるしっかりとした「日本人らしさ」を備えています。

本当に、本当に辛く悲しいことをやらかしてしまったけれど、あの日を境に僕らは深い傷を受け止め、
スター選手の栄光の裡には動けなくなるほど張りつめる神経があることや、人が永逝してなお人々に歓びを
喚起できること、便利さがその裡に危険な刃を研いでいること、つまりは光と闇、去るものと遺るもの、
奉るものと祟るもの、0と1、それらが分ちがたく結びついていることを胸に刻み、傷には癒しを、
悲しみには喜びを、忌まわしき日本人らしさには誇り高き日本人らしさを結びつけることができています。

良い・悪いの二元論の向こう。倫理的に、生物的に「善い」と思える行いを営んでいきたい。

といったことを伝えたい気持が2%。残りの98%は「最近では新垣結衣さんがショートカットに
した時に万歳三唱をしました」という事実をお伝えしたい。やんややんや。


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2012年01月02日

心のスポーツ

◆2012年。新しい年を迎えたとて、巷に漂う無言の緊張感は変わらずにあると
感じますが、そういう連続性の中にいることを希望と呼びたいです。あえて。
そして、言葉はふわり。

あけましておめでとうございます。
昨年はありがとうございました。
本年も村上と「ai+ai」をどうぞよろしくお願いいたします。


◆ここ数年恒例となっている初詣に行ってきました。


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ドクター、お久しぶりです。最近のドクターはApple TVというデバイスがお気に入りだそうで、
それに連動してiPhoneでムービーを撮るのが楽しいとのこと。

そして…

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我らがメディア王。最近のメディア王はPerfumeの最新アルバム「JPN」が素晴らしく良い出来だった
ことと荒木飛呂彦先生の新連載「ジョジョリオン」が連載開始からトップギアでカッ飛んでいることに
ご満悦だそうです。奇遇ですな、メディア王。村上も120%同意見です。

てな話をしながらカフェオレ飲んでだらだらしてたらあっという間に時間は過ぎて
「やば、もう除夜の鐘が鳴りだした!新年来るよ、新年!」と大慌てでお寺に向かうものの…


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パッとしない新年のスタートになりました。

気をとりなおして…


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初詣。妙にお参りの時間が長かった宝塚を棄てた男、こと杉尾さんはいつも通り愛娘にデレデレでした。
あと、ウィリーとか回転?とかアクロバティックなことができる自転車を14万円で買っていて
他の3人からぽかーん、てされてた。

杉尾さんがおみくじを引くというので…


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じゃらじゃら…


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番号を申告しておられます。


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おみくじを受けとられました。


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ずん!大吉〜。わー、新年そうそうおめでたいスねーと
騒いでいるとドクター登場。


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ドクター曰く「こういうおみくじってたいてい大吉になるでしょー」とのこと。
こう言っては失礼ですが、そんなに欲深い顔をしている人に大吉は訪れないかと。


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大吉を確信して待つドクター。


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無情にも「吉」がでた瞬間。この写真にタイトルをつけるなら「滑稽」と名付けよう。

その後、巫女さんが「4人でのお写真撮りましょうか?」と言ってくれたので…


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ぱちり。カメラマンが変わるとこうも表情が豊かになるんですね。
僕が撮ってる時ももっと笑っていいんですよ。


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おみくじを結ぶドクター。不必要なカメラ目線(しかも流し目)。タイトルは「なぐってやりたい」。


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たき火で暖をとって解散。今年一年もがんばっていきまっしょい!
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2011年12月28日

Young Folks

◆サンタさんを始めとする世界中のクリスマス関係者のみなさま、
お疲れさまでした〜\(^O^)/

春から担当部署が変わった村上もこの時期ばかりはクリスマス部隊
として駆り出され、久しぶりにケーキの仕上げやら運搬やらにたずさわり、
神経がピキーンと張りつめた一週間でしたがなんとかロスゼロで
乗り切ることができてほっ。…としております。…ほっ。

完全徹夜ゼロ、おまけにクリスマス前に休日があるという「え!?ディズニー
ランドで働いてる?」と思ってしまうほど楽勝感が強く、夢のような
クリスマスシーズンだったのには多分に周りのスタッフのおかげがありますが、
街に例年ほどの盛り上がりがなかったってのも正直あるかなぁと感じました。

「食欲の秋」→「ハロウィン」→「クリスマス」→「初売セール」と怒濤の
キャンペーンを行うことが当たり前の業界にいることに後悔はありませんが、
この節操と落ち着きのないAUTUMN/WINTERが少しだけトーンダウンしていたのは
個人的には善いことのように思いました。
こう言っちゃナニだけど、本質はそういうことじゃないんだよな、と。

◆そんな中、ある方から2年ぶりにメールをいただきました。
「ブログ見ました。26日お休みらしいですね。会いませんか」って、2年ぶりとは
思えないフランクさで。2年の時間を越えて繋がるなんて、ブログすげぇな。

やっててよかった。

「ai+ai」の名前に偽りはなく「会いたいです」とお返事をしてお会いすることに。

2年ぶりにお会いした方は…


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カメラ買ってた!!


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オリンパスのPEN E-P2!別売ビューファインダー付き(液晶、キレかった…)!
レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(レンズ自体がカワイイっ)!
…本気じゃないですか!ってなって、空白の2年間を埋めることもなく、ひたすらカメラと
写真の話に没頭。…愉しかった。Nikonが次に出すとウワサされているD800のスペックの話など
会社じゃ誰一人共有できなかったワクワク感まで共有できて、わーってなった。

「また近々会いましょう」とスケジュール帳を見ながらでは絶対に言えない(年末年始のお休みは
1月1日、2日の2日間だけダョ!)コトバを軽々と口にする村上を優しく哀れむように見つめた後、
さっそうと都会に帰っていかれました。


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あぁ、なんか、こういうことやねんなーって思った一日。

ちょっとだけ写真でーす。


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映画のDVD観てると、貴族みたいな気分になりますね。

日本人について、年内に…読んでもらいたい…で…すっ。

来年は「前進善礼」というテーマで生きようと思っています。
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2011年12月21日

Valon-1

◆ふーっ、ふーっ、ふんがーー!(←鼻息も荒く登場する村上)
あちょーっ、あちょーっ、ビビビーーーっ!
(↑目に入るものすべてにチョップを繰り出し、怪光線を発する村上)
どすーん、どすーん、どすーん!(あ、足下に一輪の花が咲いている!)
mnm…………ひょい(あ、花を飛び越えた!まだ人間の心を完全に捨てたわけではないわ!)

「ヒ、ヒ、膝小僧、こちょこちょしたろか〜〜(ちゅどーーん!)」

◆星の光。光が届く。つまり、星と僕の間を遮るものは何もなく、太陽や街の明かりに
かき消されることもなく、穏やかな闇の中で繋がる光と僕。

そう思えば、この想いも光。
この瞬間だけは回廊を巡る数多の想いにかき消されることなくあなたに届く。
そのことに敬意を表し、せめて光らしい節度を持った想いが届きますようにと。
すこし、祈る。

◆などと、喩えるなら「もずく酢」の後に「カルボナーラ」を提供するくらい脈略の
ない文章を書きなぐる日々ですが皆様元気でお過ごしでしょうか。

村上は最近、日本人らしさについて考えていました。
あと、ガラッと変わっちゃうことについて。

そういうのについてまた書きます。
でも今日は寝ちゃいます。

では。



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奇跡的にクリスマス前に休日がありました。世の中には段取りが上手な先輩とサンタさんっているんだね。
こちょこちょこちょ〜。
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2011年12月12日

Swoon

◆さーーー、何からいこかーー。これからいこかーーー。


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ひょい。iPhoneのロック画面、ちょっと変えたー。

ホーム画面は…


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水玉のピンクー。我ながらどうかしているー。
でも気に入ってるから変えないー。

◆夜の静けさを浴びてぱちぱちと。

全然ゴールが見えないけれど…書いてみます。


◆点。と、点。つないで、線。

点が事象。で、線がストーリー。

あるひとつの事柄でも、点と点をどのように結ぶかによって描かれるストーリーは違ってきて。

「あの商品はアレ」だから「ああ」したって「喜ばれません」よ。なのか。
「あの商品はアレ」だけど「ああ」すれば「喜ばれるかも」。なのか。

現実にある点をどう結ぶか。つまりはその線で「その先」をどう描きたいのか。

手の中にある判断材料や、眺める角度の違いでまったく別のストーリーが始まるなぁと
考えていて思い出したのは、京都で観た狩野永徳展での「上杉本洛中洛外図屏風」。
京に暮らす人々が詳細に描かれた緻密さと漂う雲の大胆さ。
雲に隠された部分は観る側に委ねられていて、そこがまた人を惹きつけるのかと。

◆視座の違うそれぞれが見ている「雲の中」を合わせていくのは
すごく難しくて、突き詰めれば【humanity】がぶつかることにさえ。
そこで人と人とが己の意見の食い違いを合わせることに躍起になって、
妥協点を見つけた頃には疲れ果て、結局もっと大切なものを損うことに
なるのなら、そういうのってもうどうしたらいいのっていう「点」を。

「自分からは見えない雲の中、引けない線を誰かがひいてくれる。僕としては
『それはないよな』をやってみてくれる誰かの『多様性』のありがたさ」
という「点」と結んでみる。

感情的に一歩引いた場所からの鳥瞰的なストーリーテリングに可能性を賭け
た結果、状況は本来望んだようにはいかなかったにせよ、そこに誰かが
運んでくれた新しい経験と、(不可逆なまでに壊れたかもしれなかったけれど)
壊れなかった世界が訪れたなら。それならば、これでいいのだ。

◆マイケル・サンデルさんの「これからの正義の話をしよう」で扱われるような
ギリギリの選択について考えることも大切だと思いながら、毎日の中では
面と向かってこれからの正義の話をせずに済む状況、暮らしやすい環境を
維持することも大切な仕事なんだよなぁと思う日々。

◆色について。

モノゴトに対し、偏った捉え方をすることを「色眼鏡で見る」という比喩は
逆に言えば「裸眼(こころ)はクリアでピュア」ということなのでしょうか。
んー、自分自身それほどこころの視力がよいとは思えないのだけれど…。という「点」と
「インターネットを通して出会う誰かの思考を、自分のこころの視力を補正してくれる
コンタクトレンズのような智慧」と解釈してみる試み、という「点」と結んでみると
これだけいろんな人の考えと出会えることはすごく善いことなんだなぁと思います。

人よ、どうかカラフルでいてください、と願うその先のビジョンに浮かぶのは
「色即是空 空即是色」の8文字。ギリギリまで洗練された経典の中で敢えて
同じ意味合いの言葉を繰り返すにはそれなりのワケがあるのかもしれません。

「カラフルはその瞬間にからっぽに」、「からっぽはその瞬間にカラフルに」
事象と感情をどう結ぶのか。クラウドの中になにを見るのか。

聖人になりたいとは思わない。なんというかやっぱり、ちゃんとエロい人になりたいと。
いつもワクワクできる、それぞれの色の違いを嗅ぎ分けられる、そういうエロさを
自分自身のカラーとして、世界に彩りを添え、色と空のループ&ループの中へ。



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あ!わかった!!もう寝よう!!!
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2011年12月09日

Simple Peal

◆郷ひろみさんは自分の肉体美を維持するため、日々努力を続けているんですって。
で、甘いものを目にしてついつい手を出しそうになった自分に
「お前は郷ひろみじゃなくなっていいのか!」と自問するんですって。すげぇな。

で、村上もあれこれ書きたいことがありながら、まぁ今日は寝ちゃおっかなーとか
思っているこの現状の中、「お前は村上じゃなくなっていいのか!」と自問。
そして寝ます(あっさり)。むしろ、ここで寝てこそ村上。

ちゅーわけでー、ほんと風邪には気をつけてください。
村上は関節がやや痛むだけで風邪はひいていませんが、周辺はほぼ全滅です。

それはそうと僕は今日、経理のお姉様が韓流スターにドハマりしている話を聞いて
韓流スターのコンサートをプロモートする仕事に就きたいと思いました。
お姉様方の欲望はなんちゅうか、粘りがありますね。

写真もありまーす。


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